【浦和レッズ サポーター暴行問題】
なでしこがどうだバスケットW杯がどうだなどと、すっかりイチスポーツファンになってしまい8月は楽しかった。
今日は9月1日、防災の日である。
1923年(大正12年)9月1日、関東大震災が発生したことにちなんでいる。
この防災に、人災は含まれるのか。
浦和レッズの暴行問題である。
今日になってようやく映像を見たわたしもどうかと思うのだが、この映像を見る限り、まずクラブの処分は甘かったと感じる。
良くも悪くもJリーグナンバーワンと言われる熱いサポーター集団を抱える浦和レッズである。
しかし、やはり良くも悪くも、ということだ。
サッカーに限らずスポーツは熱くなるものだが、そして浦和レッズのサポーターの熱さは国内でも有名だが、これまでも何度も問題を起こしてきたこともまた事実。
今回の件に限らず、スポーツチームの応援団が暴れている理由はつぶさに検証する必要がある。
まず、応援しているチームについて相当な野次などを受けた。これは怒る気持ちも分かる(暴力行為は別として)。
次に、自分たち応援団について相当な野次を受けた。これも気持ちは分かる(暴力行為は別として)。
最後に、個人的に相当な野次などを受けた。うーん、これは一番理解しやすい(暴力行為は別として)。
大事なことはカッコのなかに書かれている。
つまり、暴力行為は別として。
スタジアムには老若男女が訪れるのである。
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暴力行為が怖くてサポーターをやるんじゃねえ!と言い切れる理由はどこにもない。
女性や子どもたち、もしかしたらJリーグ元年から30年以上も年季の入ったサポーターたちもいるスタジアムでは、どのような理由があれ暴力行為は慎むものだ。男なら。
男ならという表現がよろしくなければ(映像に映っていたのは全員が男だったと思うが)、サポーターならと言い換える。
もしサッカーを愛しているのなら、Jリーグを大切に思うのなら、応援するチームを大事にしているのなら、それはどのような理由があっても暴力行為は控えるのがサポーターだろう。
チームのないところにサポーターはない。
サッカーのないところにサポーターはない。
女性や子ども、ご年配を大事にできないスポーツに未来はない。
暴力行為がそのスポーツを、応援しているチームを壊す。
どこぞの野球場の応援のように、せっかくの試合に水を差すこともあるまい。
それともただ暴れたいのか。
違うはずだ。そうではないはずだ。
サポーターはどこまでも熱く、しかし紳士淑女であると言われたいものだ。
どんなに悔しくても、チームと一緒に耐える。嬉しいときは、チームと一緒に喜ぶ。それがサポーターだけが得られる特権だとわたしは考える。
せっかくの特権を自ら叩き壊すようなマネは、これが最後であってほしい。
(ダベリィマン 230901)
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